コロナ禍だからこそ…
2月12日
千葉県内まだまだ緊急事態宣言で、自粛生活が続いております。メディアでは今年のオリンピックの開催がコロナの影響で不安視される中、女性蔑視発言で世界からもダメだしされ本当に開催できるのか!? …と逆風が吹いてしまってさらにハードルが高くなってしまいました。
日々の自粛により1月のピーク時よりはコロナ患者数は減ってはいますが、亡くなられる方もおります。いまだにコロナ感染者で亡くなられた方は火葬後にお骨でご家族のもとに帰るのが現状です。感染経路不明の方もまだまだ多く、注意していてもいつ感染するかわからないのが実情です。今ある生活が当たり前と思わず、家族との過ごし方を考えさせられる日々です。
もしも今自分が死んでしまったら……と誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?コロナの影響で、平時より死が身近に感じた方も多いかと思います。私自身、もしもの時にこれだけは家族に伝えておかなくてはいけない!と思うことがいくつかありました。伝えるツールとして遺言書やエンディングノートなどがあります。当社でも『エンディングメモ』を案内させていただいておりますが、今回は遺言についてご紹介したいと思います。※エンディングメモ ダウンロード こちらをクリック
遺言には公証役場で作成する『公正証書遺言』と自分で書く『自筆証書遺言』などがあり、私は先日親族の公正証書遺言作成に立ち会わせていただきました。個人情報になるので詳しいことは書けませんが、公正証書遺言作成に公証役場に予約して担当者と打ち合わせてから1カ月半ぐらいかかりました。担当者の方が事前の情報をもとに内容を確認し、より的確に依頼者を安心させる文面を作成していただきました。費用は財産などにより違います。
『自筆証書遺言』については、令和2年7月10日より『自筆証書遺言書保管制度』が始まり、手数料3900円(一通につき)で遺言保管所に預けることが出来ます。遺言保管所は遺言者の『住所地』『本籍地』『所有する不動産の所在地』の管轄する保管所となり、申請には『遺言書』『申請書』『本籍地記載住民票』『本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)』『手数料3900円』で予約して手続き致します。手続き終了後は『保管証』が渡されます。※申請書については法務省ホームページからダウンロード出来ます。こちらをクリック
どちらも安心して保管をお願い出来ますが、大事なことは相続する方に伝えることです。いつか伝えれば…ではなくコミュニケーションを大切にお互いが御家族がいつでも安心して過ごせるよう備えることが重要だと思います。
このコロナ禍だからこそ… 出来ること
弊社も皆様のお役にたてる様、より内容のある情報を発信して参りたいと思います。