お骨よ、何処へ



3月17日

最近は終活についての事前相談の依頼が多くなりました。
その中で、火葬後の納骨先についてご相談もあります。
一般的に故人の生前の言葉(遺言)や、ご家族の意向に沿い話を進め、ご提案していきます。

昨今ではお墓の後継者問題や、金銭的なことから、お墓を立てて納骨をするという選択をしないといった家族も多くなりました。
ではお骨をどうするのかというと、納骨堂や樹木葬といった選択肢があります。中でも最近注目されているのは散骨といった方法です。

火葬後の骨を細かく砂状にし、海や山などにまきます。身体が土へ戻る自然葬として、選択される方が多くなりました。
とはいえ、家の庭や近くの海や山へ散骨をといったことは近隣住民とのトラブルになりかねませんので十分に配慮が必要です。一般的には海に船で沖に出ての散骨をすることが多いですが、場所の問題もあるので専門業者に依頼をし、散骨の手配を整えると安心でしょう。

ある方に私はお墓は『よりどころ』とお話を聞きました。
どんな『カタチ』であってもご家族がそこに『よりどころ』があれば様々な偲いを伝えられると私も思います。
皆様に色々な『カタチ』をご案内出来るよう日々情報収集が必要だなと感じました。

先日も書きましたが、遺言は元気な時にしか遺せません。
ご家族は故人の言葉を大事にします。
ご家族の大切な『よりどころ』を…

※『よりどころ』と書きましたがあくまでも私の考えであります…

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